FC2ブログ
2021年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2011'08.12 (Fri)

2011.8.9 面会報告

こんにちは!はっせーです。
今回は8月9日の面会の報告をさせていただきます。


私は、今回初めて面会に参加しました。
まずはざっと感想を・・・
面会は、もっと堅い雰囲気だと思っていたのですが、普段の生活と同じような感じで会話をすることができました。逆に、面会室はもう少し広いイメージだったので、結構閉ざされている感じがしました。

9日は面会希望者が少なかったので、私のグループは合計で5人の方と面会をすることができました!
1人目の方は、CLOVERとしても初めて面会をする方でした。その方はCLOVERが渡したORANGERANGEのCDを聞いていて、他にも持ってきて欲しいとおっしゃっていました。今回は私を含め、4人中3人が初めての面会だったということもあって、何を話そうかな・・・と悩んでいるうちに面会が終わってしまいました(><)相手の方も話し足りない感じで、申し訳なかったです。次回はもっと会話をしたいです!!!
2回目は、2人の方と面会をしました。そのうちの1人の方は流暢な日本語で色々な話をしてくださいました。おじいちゃんが豆腐や納豆を作って売っていたんだ、という話を聞いて、日本以外にも大豆製品を好んで食べる地域があるんだということに驚きました。その方にはもう1人の方の通訳もしていただきました。そのもう1人の方とは沢山お話ができなかったので、もっと感じていること、考えていることを聞きたいなと思いました。
この2人の方たちは、2人とも、仮放免が決まったということで、私たちも嬉しくなりました。ただ、仮放免のために払うお金の高さに驚きました。仮放免中働くことはできないから、このお金は借りるというより、もらうということになってしまうのかな・・・と思いました。
4人目の方も、CLOVERが初めて面会する方でした。この方はすごく長い間日本に滞在していらっしゃって、色々なお仕事を経験されていました。収容所については、外に出られない、閉じ込められている、not good、寂しい、ということを何度もおっしゃっていました。外の景色が全く見られないというのは、どんな人でも精神的にまいってしまうよな、ということを感じました。しかし、この方は、逆に私たちに「何か助けてほしいことはある?」と質問してくださって、とても優しい方だということも感じました。
5人目の方は、とても明るく、何事にも積極的に取り組もうとしている姿が印象的でした。歴史の本が読みたい。新聞が読みたい(そのために漢字を調べる辞書が欲しい)。収容所から出て1番最初にしたいことは、福島県にいって、原発で困っている人を助けること。なでしこジャパンもすごいし、日本は頑張っていけるよ!というようなことを話してくださり、逆にこちらが元気をもらいました。

今回面会をしてみて、感じたこと

① 収容所の中でも外でも、多くの人が“難民”という以前に「1人の人間」として十分に扱われていない。例えば、収容所の中から全く外が見えないこと。(生活する世界が狭すぎる。どんな人でも精神的に辛くなると思う。)異常な数の薬を飲まされるなど、医療システムが整っていないこと。
② ・普通に「難民」として日本に来た人と、罪を犯し「刑務所から出てきた外国の人」が同じ収容所にいるのはなぜか。
・全体的に難民の方々に対する日本のシステムが粗い
→日本がどういうシステムで人々を収容しているのかをもっと勉強しないといけないと思いました。 じゃないと、ちゃんと根拠のある意見が言えない!
③ もし本当に日本のシステムが整っていないとしたら、難民の方に対するものに限らず、日本はまだ、色々と整っていないものがあるのではないか

という感じです。
もっと日本の、世界の、難民について勉強していきたいです。
そうすることで、面会の時にもっと違う視点で話をすることができたり、多くの人に難民という1人1人の人間について知ってもらうために活動していけると思います。



*************************
ちなみに、この日は、面会初参加者を含め、はっせー・みほし・れいな(1年)、えり・さとみ・むーみん(3年)、ちあき(青森から)、みお・なさ・あゆむ・まき(難民交流プロジェクトから)の合計11名で行ってきました。

以下は、牛久収容所での面会に、この日初めて参加した方・メンバーの感想です。
後日また更にアップしますのでお楽しみに(*^_^*)
遠方からいらしたみなさん、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします♪

まきちゃん

面談した人の中に収容所の生活は不満だと言う人もいましたが、今の生活をありがたく思っているという人もいて驚きました。やはり聞いていた通りさまざまなバックグラウンドをもつ人が集まっていると思いました。
また、「何か困っていることはないか」との問に「自由がほしい」と答えていて、収容所にいる人が本当に求めていることを実現するには自分たちだけではどうすることもできないと思い知らされた気がしました。今までとは違った視点で難民問題をみることができ、とても有意義な時間でした。ありがとうございました!


なさちゃん

私たちの団体の活動から、以前から認定された、あるいは申請中の難民の方と接する機会はあったのですが、収容されている方とお話するのは初めてでした。今回は4人の被収容者の方と面会しましたが、中でも、私が直前に難民申請書類の翻訳を担当させて頂いた方との面会では、書面では読み取ることができない彼の人間性や悩みまで窺い知ることができました。
私は収容された難民の方々に関する本をいくつか読んだことがあるのですが、初版当初に比べ良くなっている点が多少ある一方、医療などまだまだ改善されなければならない問題が山積みであると感じました。そして、その苦しい生活の中で、CLOVERさんの面会や翻訳・日本語サポートなどといった活動が被収容者の心の支えにもなっているという事も実感しました。
今後もこの経験を元に私たちの団体の活動にも活かしていけたらと思います。今回は貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました。


みおちゃん

私が昨日一番印象に残ったのは、日本語が話せる人と話せない人で態度が変わる職員の話です。自分と同じ言葉が喋られないことで、相手が自分よりステータスが下にあると考えてしまっている人がいることが虚しかったです。また日本の難民の受け入れの状況が悪いと知っていても、日本しか逃げるところがなかったと語るクルドの方の話を聞いて難民制度の改正の必要性を強く感じました。一人も難民認定されていないクルド人が日本に流れてくるのはおかしいと思っていましたが、日本の収容所に入る方がましだと思う生活から逃げてくる人がいることを考えなければいけないと思いました。

スポンサーサイト



10:45  |  面会して  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

★面会お疲れ様でした^^

難民交流pjの"ぽ"です。(この記事では"あゆむ"と書かれていましたね^^;)

先日は面会に帯同させていただいて、ありがとうございました!
とても貴重な、良い経験をさせてもらいました。

当日の感想を、コメントにて失礼させていただきます。

僕は今回初めての面会で、事前に何か話すことなどを考えて準備しようかと考えましたが、「実際に会ってみないとわからない」「自分の素で話せばいいかな」と思い、特に何も考えずにいました。(というか実は、運転のことで頭がいっぱいでした(笑))

ところが実際に会ってみて、後悔しました。

(今回僕はこの記事を書いたはっせーと同じグループでした。なので、実際に会った5人の方についての細かい状況等は割愛させて下さい。)

最初の一人目の方は、何を話せばいいかわからず終わってしまいました。ちょっとお互いに堅くなりすぎてしまった感じがしました。面会終了時に言われた、「もっとお話しがしたかったのに~」という言葉が忘れられませんでした。

昼食を挟んで、自分の中で一回目を反省をしつつ、次の二人の方。割といい感じに話せたかと思いました。一人は日本語が堪能で、良く話す方でもう一人の方の通訳もしていました。もう一人はシャイなのか、それとも日本語が話せないからなのか、あまり話さない方でした。お二人とも、仮放免が決まったとのことで、終始嬉しそうに話していました。

四人目の方は、日本語は話せるけど、英語の方がよりcomfortableに話せる感じの方でした。思ったよりもずっと気さくな方で、特に英語で話す時はフランクでした。

最後に面会した方は、運動の時間が終わった直後で、やたらと元気ハツラツでした。僕たちの訪問を心から喜んでくれたり、なでしこジャパンの優勝を喜んだり、とてもお話上手でした。僕らの方が元気をもらったような気がしました。

あと、面会待ちの時間に、同じく面会に来ていたキリスト教宣教師の方ともお話ししました。その方は、以前収容されていたそうで、「収容された人たちの気持ちがよくわかる」、「あなたたちはとても"良い"仕事をしている」とおっしゃっていました。

今回、面会を通じていろんな方との「出会い」があり、短い時間でしたがかけがえのない時間をすごすことができました。アクリル板の壁のせいで、直接触れ合うことはできませんでしたが、「心と心で会話する」という感覚を味わうことができました。

本当にいろいろ感じたことが多すぎる位あって、上手くまとめることができない次第ではありますが、あの時感じたことを絶対に忘れないようにしたいと思います。きっと、この先自分に辛いことがあっても、もっと辛い境遇に置かれている人たちがいて、懸命に生きているという事実を肌で感じたこの経験が自分を助けてくれるでしょう。

まとまりのない長文、失礼いたしました。
ぽ | 2011年08月13日(土) 00:53 | URL | コメント編集

★面会お疲れ様でした(^ワ^)ノ

むーみんです。
みなさん面会お疲れ様でした。

面会中はあんまり一緒だったメンバーに話題をふることが出来なくて、またちゃんとリードしてあげられなくて申し訳なかったなと思います。

ちょうど去年の夏休みから面会活動に定期的に参加させてもらっているので、私としてはルーティンワークになりつつあります。
なので、新しく面会を経験したみなさんの感想を読むと、初心に戻るというか、ちゃんとひとつひとつの面会に意味をもたせてもらえます。

日々の面会では、レンタカーの手配だったり、日本語サポートの印刷だったりと事務に追われてしまうものなのですよね。

続けていくうちに、なあなあになったり、価値の低いものに思えたりしてしまうんです。自分たちがやっているのはそんな大それたことじゃない、とかね。私だけかもしれませんが。。。


とりあえず、みなさん感想・コメントありがとうございます。
いろんな人の想いを読むことが出来たらうれしいのです。


ところで。
はっせーの感想の2回目の面会のところで、

”仮放免のために払うお金”

について触れていましたが、これは仮放免が許可される時の、いわゆる「保証金」のことですね。

”仮放免中働くことはできないから、このお金は借りるというより、もらうということになってしまうのかな・・・と思いました。”


たぶんこれは、保証人または知り合いの方に保証金を工面してもらっているが、仮放免中も働くことはできないので、保証金は借りるというより、もらうということになってしまうのかな・・・
ということなのだと思いますが、受け止める人によっては誤解を生むかなと思い気になったので、コメントしました。

保証金は仮放免になる被収容者のものではなくて、入局管理局に収めるお金のことです。

その人が仮放免になっている間に、その人が逃げ出したりしないように、保証人と保証金を明確にしておくのです。(ちょっとここらへん言葉が意味不明かもしれません。)

なので、保証金は仮放免になるときに入管に預けて、
また再収容される時に返還されると聞いているのですが、
これであってますでしょうか?返還されなかったらもちろん借りた人に返さなきゃと思うはずでしょうね。

わたしも、何かで読んだわけではないので、間違った情報を仕入れてしまっているかもしれませんが、
詳しい方はさらにコメントお願いします。


仮放免中は働いてはいけないという暗黙のルールがありますが、秘密で働いている人もいます。働いているとばれたら、再収容されます。
収容中も、働くことができず生活にかかるお金をどこかから借りて生活している有様なので、仮放免中に返すんだ、と頑張って働いている人も多いと思います。

長々と書いてしまって、申し訳ないです。
仮放免になった方々とはなかなか連絡がとれないので、みなさん元気にしているかどうか心配です。

終わりになりますが、これからも面会に来てくれる方が増えるといいなと思っています。
そして、次世代に引き継いでいかねばなりませんな!さっちゃん、マミ!!笑


ここまで読んで下さった方がいれば、嬉しいです。
ありがとうございます。
むーみん | 2011年08月13日(土) 01:55 | URL | コメント編集

★保証金について

こんばんは。
皆さんの活動については存じています。
初めて書き込みさせていただきます。

『保証金について補足を・・・』との事なので
コメントつけさせて頂きます。

保証金については、入国管理局が提示した保証金を
入国管理局へ『預ける』お金です。
再収容ないし、VIZAの取得、強制退去命令受諾(本国への帰国を了承し、出国VIZAを取得した場合)に
返金されます。

仮放免期間中の命令違反(出頭命令無視や就労、許可なし県外外出、逃亡、犯罪など)の際には没収されます。

仮放免期間の就労は、罰則項目にあたります。
暗黙ではなく、就労してはいけない旨を厳しく毎月確認されます。
また、仮放免期間中は国民健康保険への加入なども出来ない状況なので、風邪を引いても、
病院へいけない状況です。
収容所では、一応お医者様がいるようなので、薬だけなら
処方してもらえますが、専門医はいないので、正しい処方かは非常に疑問ではあります。

一部、脱線していますが、参考になさってください。
読んでいただいてありがとうございます。
M | 2011年09月03日(土) 23:54 | URL | コメント編集

CLOVERのブログ、更にはコメント欄まで目を通して読んでいただいていらっしゃって、本当にありがとうございます。

仮放免期間中の就労が罰則・保証金の没収は、知りませんでした!
勉強になります。ありがとうございます。

保証金の工面もお世話になっている人から借りているとなると、没収されないためにも働かないのが良いのか、保証金を借りた分も働いた方が良いのか、本当に何が何だかわからくなってきました。

しかも仮放免期間中、国民健康保険の加入もなしに、病院へ行ったらとても高い治療費・医療費を払うことになるんだと思いますが、それでも仮放免になった方々は病院へ行くだろうと思います。

牛久の収容所では薬ばかり処方されて、逆に薬の副作用で身体的にも精神的にも病んでいく方々をたくさん見ています。
「こんなに大量の薬を飲んでいたらいつかおかしくなる」、と不安になっている方がとても多いです。

しかも、収容所の中から外の病院へ行く許可申請書もたいていは通りませんので、本当に外の病院へ受診に行くことを望んでいる方は多いと思います。


コメントへの返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
本当にありがとうございます。

これからもブログともどもCLOVERをよろしくお願いします。
ありがとうございます。
むーみん | 2011年09月29日(木) 23:08 | URL | コメント編集

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://cloveryouth.blog109.fc2.com/tb.php/161-3fe1baf5

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |