fc2ブログ
2023年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月

2010'01.20 (Wed)

IIRAコラボ勉強会♪

2010年1月19日(火)19:30~21:30 @中央図書館セミナー室B

今回は、筑波大学のサークル、IIRA(国際問題研究会)に招待されまして、
『知ろう!日本の難民問題』と題して勉強会をさせていただきました。

→参照:IIRAブログ

色々な国際問題について語る熱いサークルです★!
ぜひブログをご覧ください♪


内容は主に、前回の勉強会で行ったものを中心に取り上げました。
IIRAのメンバーからたくさんの貴重な意見をいただき、
有意義な時間を過ごさせていただきました。

---★---★---★---

<議論のトピック・質問>
○活動を広げることで、日本政府と他国の関係が悪化したら?
⇒外交関係を気にしてばかりいたら、国際社会での日本の立場が悪くなるのではないか?

○認定された後はどうなるのか?
⇒(良い面)
 ・日本語教育、社会低既往訓練、職業斡旋など約6カ月の「定住支援プログラム」がある
 ・「難民認定証明書」+「在留資格」get
 ・パスポートの代わりになる「難民旅行証明書」(1年有効)get

しかし、デメリットもたくさんあり…
 ・職に就くのが困難
 ・健康保険加入の権利、児童扶養手当、すくし手当などの受給資格はあるが、医療保険に  未加入な人が多く、一度の診療や入院で多額の借金をかかえることとなる
 ・「定住プログラム支援」後は自力で生活できない
 
○認定は何に基づいてなされているのか
⇒客観的資料(パスポートやビザの有無、資料による調査)

何故難民を引き受けなければいけないのか
⇒ここがこれからの課題!!

○何故日本は難民の受け入れに不寛容なのか
⇒メディアの影響、外交関係、難民と移民の違いの認識の弱さ、民族問題に関して疎い、日本側の受け入れによるメリットが不明などなど…

○優先順位を無関心な人々・反対の立場の人にどう説明するのか
メリットはや日本国内の問題を考慮する必要あり

○難民が来るのが嫌だと思う人の気持ちは?
⇒ユネスコで「無知が戦争を生む」と唱っているように、難民のことが無知だらか、嫌だと思っている人もいるのでは?「知ること」の必要性!

○難民を受け入れることが前提で、話がすすんでいるのでは?
⇒もう一度、難民受け入れを実行したときにおこる日本としてのメリット・デメリットを問い直す必要がある!

<参加者の感想/これからどうしたい?>
○日本は難民に対して厳しい国だということは知っていたが、難民が人として扱われていない現状を初めて知った。
○難民だからという理由でなぜそんな理不尽な扱いを受けなければいけないのだろうか…
○難民にも人間として最低限の権利を保障すべきだ。
○メディアを通して無関心を減らそう。
知っておくことは損にはならない。
○政府レベルのことは別として、草の根レベルでの活動はすすめていくべきだ。
○収容所に自分も行きたい!難民の人の声を実際に聞いてみたい!
○周りの人や地域の人に現状を伝えていきたい
○難民が生じるような政治体制、政府が腐敗していく背景を勉強したい!


´3`)ノCLOVERメンバーからの感想★
怜美より
日本の無関心の原因を改めて考えることができました。難民を受け入れることの意味・意義をCLOVER内で考え、意見を共有しておくことは必要かなと思った。

でも、国連の活動が、活動資金が集まりやすいようなものになりがちであることに対して、「NGOでこそ出来ることを」と活動している人もいます。それを見ても、メリットは何かと問われるのはNGOとしては辛いところがあるのは事実だし、根本的な解決は?と聞かれるとこの様な草の根的な活動は行き詰ってしまうこともあると思います。指摘されたことはもっともなことだけれど、CLOVERとしては、一人一人の人間に向き合っているということも、忘れないでいきたいです。

----★-----★------
たくさんの学びをありがとうございました~♪
今回の勉強会をCLOVERの発展に多いに役立たせていただきます★





スポンサーサイト



17:54  |  勉強会  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://cloveryouth.blog109.fc2.com/tb.php/12-2bf76507

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |