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2013'03.13 (Wed)

「移民の収容を考える~英国と日本の比較から~」セミナー報告

こんにちは、えにもです^^
昨日になってしまいましたが、3月12日(火)筑波大学にて、
イギリスの移民収容施設を視察訪問した弁護士の方3名をお呼びし、
イギリスでの移民収容の実態をお聞きするとともに日本の収容施設との比較を通して
「移民の収容」について考えるセミナーを開催致しました。
それに際し、セミナーの報告と共に感想を書かせていただきます。

日本とはあまりにも違う、人権を尊重したイギリスの収容状況に驚くばかりでしたが、
やはり参加者の皆様も日本の収容施設とのあまりにも大きな違いに驚愕していたようです。

仕切りのないオープンな面会室、
外部との連絡手段が充実していること、
インターネットが使用できること、
美術室、音楽室、図書室、運動施設が充実していること、
PC教室や英語教室の存在、
充実した医療体制、
仕事ができること、
入管視察制度の充実、
的確な保釈制度などなど…

何もかもが日本とは違いすぎて、大きな衝撃を受けました。

特に印象に残ったのは、
「彼らが外に出る自由は制限しなければいけない。しかし、中での自由は保障されなければならない。」
という、イギリスでの収容に対する考え方でした。

イギリスでは収容所の中での人権がきちんと保障されている。
ですが日本は……。


お話してくださった弁護士の方のひとりが、
イギリスの制度は日本のものより「合理的」なのではないかとおっしゃっていました。
確かに、ここまで制度を充実させるには大きな予算が必要なのかもしれません。
しかし、収容されている側と収容している側との間に信頼関係を作ることができれば、
被収容者に対する見張りもそんなに必要ではなくなります。
彼らが反抗してくる心配もいりません。
協力を促すことができれば、仕事もスムーズにできます。
施設の職員の、仕事に対するモチベーションも高まるでしょう。
被収容者も過ごしやすく、そして管理側も仕事がしやすくなります。
お互いにwin winなこの関係は、非常に理想的なものではないでしょうか。


日本の収容制度を変えることは、そんなに簡単なことではない。
それは、この会で説明してくださった弁護士の方々もおっしゃっていました。
しかし、実際にイギリスではこのような制度を実現させている。
この事実がある以上、日本もこのままでいるわけにはいかないのではないかと思います。

今回この会で「移民の収容」に関する日本とは異なる方法、考え方を知ったことは、
今後活動していくうえで、とてもいい刺激となりました。

今回講演してくださった3人の弁護士の皆様、
そして参加してくださった皆様、
本当にありがとうございました。


以上、今回のセミナーの報告&感想報告でした。



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